数日前からサーフィン好きな人々のSNSを賑わしているのでご覧になった方も多いとは思いますが、マウイ島で行われたWSL BIG WAVE TOUR 第２戦“Pe’ahi Challenge”にてクリステンソンサーフボードのライダー、Ian Walsh（イアン・ウォルシュ）が見事に優勝しました！セミファイナルではパーフェクト10をマークするなど、完璧なかたちでの勝利でした。
観ていない方はこちらのパーフェクトなライディングをまずはご覧ください！
もはや同じスポーツ（遊び？）をしているとは言えない・・・という感じですが、このようなビッグウェイブではこれまではなるべく大きい波を安全に乗りきるというのが勝敗のポイントになっていましたが、今やこのサイズでもベストなライン取りをして、チューブがあるならそれをメイクしないとパーフェクト10は出ないという更に驚くべき状況になっているのですね・・・。
写真はWSLのホームページより。WSL / Keoki Saguibo
以下はクリステンソンサーフボードのインスタグラムより。
使用したボードは10’4″ swallow tail quad とのこと。やはりとびきり美しいですね。。。
クリスはもともとはディック・ブリューワー氏にシェイプを学び、共に働いたというのがシェイパーとしてのベースになっているのもあり、ビッグウェイブガンのシェイプには定評があったのですが、最近では前々回のワイメアのエディでの勝利、2015年のWSL BIG WAVE TOURチャンピオンのグレッグ・ロングの活躍もあり一躍ガンのシェイパーとしての評価も急上昇しました。今大会でグレッグ・ロングも5位に入賞ということでファイナリスト6名中2名がクリステンソンサーフボードに乗っていたということになりますね。ということでクリスは今やビッグウェイブガンのシェイプでは文字通り世界のトップオブザトップのシェイパーといえますね。流石です。流石すぎて納期遅れに関するクレームとかが言いにくくなりましたｗ
どんな長さ、カテゴリーのボードも傑作なモデルを作り上げているクリステンソンですが、世界的には極限のビッグウェイブガンで評価されているということがやはり最大の評価のようです。こんな波から普段自分たちが楽しむ波まで、それぞれのコンディションで最高に機能する、最高に美しいサーフボードをシェイプするクリステンソンに再び分からされました。。。やっぱすごい。。
以下はクリスのインスタグラムより。
Congratulations! Ian Walsh & Chris Christenson!!
＜余談＞
blogを書こうと思ってイアン・ウォルシュについて検索していたときに発見したのですが、2014年のジェリー・ロペス氏が主宰するスノーサーフの大会“GERRY LOPEZ BIG WAVE CHALLENGE”でも優勝してるんですね・・・。ちなみにその大会のプロサーファー、シェイパーのクラスで優勝がイアン・ウォルシュ、2位がクリステンソン、3位がシェーン・ドリアンだったそう。メンバーが凄すぎます。。。
クリスについてはまたスノーネタでも登場すると思いますので、ウィンターシーズンのブログもお楽しみに～～