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BRINE 6th Anniversary

いつもありがとうございます。Blogをかなりサボり気味で申し訳ございません。。

本日、2021年5月29日でBRINEは6周年を迎えることができました。

これもひとえにご来店してくれる皆様、オンラインストアを利用してくれている皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。
ブライン brine surf shop tokyo サーフショップ
昨年の5月29日もコロナ過でイベント的なことも出来なかったのですが、今年も状況変わらず、皆で集まって何かをするような状況ではないのですが、BRINEは粛々と営業を続けています。まだ先にはなると思いますが、人が集まれるようになったら、また店でイベントをしたりしたいものです。もちろんカリフォルニアツアーも!

この先どうなるかはわかりませんが、とにかく皆様 KEEP PADDLING、KEEP SURFING で!

 

昨年からのコロナ過の混乱の中で何度も頭をよぎるのは以前にもこのブログで紹介しましたが、雑誌サーフィンワールド20周年記念の別冊「SURFING ON MY MIND」(平成8年1月15日発行)でのスティーブ・ぺズマンのコラムです。スティーブ・ぺズマン氏はサーファーマガジンの元編集長で今はサーファーズジャーナルの発行人という現代を代表するサーフジャーナリストです。DVD 「GLASS LOVE」のチャプター1「1976年、ティモシー・レアリー博士との会話を回想するスティーブ・ペズマン」でも語られている内容なので、そちらで観ている方もいると思います。もう25年も前の記事ですが、今読みべき素晴らしい内容なので再度全文紹介します。ぜひ読んでみてください。

 

雑誌サーフィンワールド20周年記念別冊「SURFING ON MY MIND」(平成8年1月15日発行)
Title:The Mirror by Steve Pezman より

”90年代からサーフィンを見てきたものとして、私はサーフィンとはなにか、そしてサーファーになるとはどういうことかという感じをつかみ、理解しはじめたように思う。

サーフィンというのはとにかくひじょうに個人的な活動で、それは現代のようにひじょうに混んできた状況でも、サーファーは大海原でただひとり、自分の考えと行動の世界の中にいるからだ。そして中には荒っぽく騒がしく、攻撃的で競争心が激しい人もいるが、一方では静かで考え深い人もいる。ただ、それらは陸の上であれ、海の中であれ、人間として個性があらわれるようにサーフィンもおなじなのだ。

そんなわけで、サーファーそれぞれが持つ独特なスタイルには個性があり、チャカチャカしてたり気まぐれだったり、スムース、知的、本能的、筋肉質,デリケートなど、さまざまなサーファーを見ているとサーファーとは何かということがわかる。彼らのスタイルとは、パドルアウトして沖へ出て行った時から帰ってきたときという時間の区切りのなでとらえるものではなく、彼らの生き方そのものなのだ。

たとえば、ロペスがサーフボードをチューンし、食事や卓球を楽しみ、車から降りて自分のクイバーを選び、ワックスがけをして、12フィートの波を全く滑らかでスムースに滑った後、優雅にビーチから上がり、彼一人の世界に戻るというシチュエーションを考えても、それは彼の生きる姿のほんの一部にすぎないのである。

サーファーのスタイルとは、もっと広い意味での個人的なメッセージなのだ。ロペスが一つの生きる手本であるように、サーフィンというのは、ある個人が自分はこうでありたいと望む理想像に近づき、そうなっていくことにほかならない。ところが、彼の波の一本一本は人生観の象徴であり、はじまりや挫折、そして死を意味すると考えられる。つまり。素晴らしいのは、一回のライドで何回も生と死といった究極の人生を体験できることなのだ。波の一本一本から、人は海や自分自身について何か一つ教訓を得、そして学んでいく。一回一回、海がインストラクターというわけである。だからおろかにも逆らったものには自然の掟が厳しく立ちはだかる。結局、いかに自然に溶け込み、調和し、一体化できるかが、波をメイクするということにつながるわけだ。

長年の試行錯誤を通して、私たちと海の関係は荒々しい部分を削り落とされた。あるいは、極端な場合はその関係を終わらされてしまった。しかし、サーファーは海からとてもユニークな知恵を学んできた。それは漁師が海で骨折って働き、海からの収穫で生活するのに対し、サーファーは共に流れ、その懐で遊ぶということだ。言いかえれば、非生産的な哲学を学んだのである。

しかし、これはじつは地球生命全体の壮大な目的を背負うものとして選ばれたと考えることができ、人間社会におけるサーファーの役目はより高いランクをつけられるとも思えるのだ。

悪名高いLSD愛好者で、反キリスト教の哲学者であるティモシー・リアリー博士は、かつて、サーファーマガジンのインタビューで、サーファーとは人類全般の進む方向を探るため、皆よりも列の先頭へ出され、道なき道をあゆまされているのだと語ってくれたことがあった。彼の説明によると、「人間の最終目的は、純粋に美的存在に到達することである。すなわち、人類はこれまで主に自分を守って富を得るという、より低い次元で進歩してきたが、サーファーは本質的に一般社会が気づくよりもずっと早く高い次元に達した」というのである。

つまり、サーファーは「今、この時間」というサーフィンの奥義に向けて、純粋な目的のためだけに生きていることが高い次元にいることの証明だというのだ。サーファーは何も生産せず、空虚なダンスを踊っているだけかもしれないが、リアリーは、私たちサーファーは一般の人々に私たちが海でおそわった事を伝えなければいけないというのである。

親の世代からみれば、私たちサーファーは怠け者でドロップアウトした、「いまどきの若いモン」でしかないが、リアリーの見方は人間文明の救済者という可能性をサーファーに示してくれたわけで、じつに皮肉なものだといえる。しかしこの説に出会ったことで、波に乗るという単純な行動が今までの人生経験の中でどうしてもベストワンになるのはなぜか、という密かな疑問が解明されたようなきがする。

だから54歳という歳になってもいまだサーフィンだけはやめられないのである。”

 

 

そーいうことです。こんな今だからこそ、我々サーファーは海で教わったことを陸の人たちに伝えていかなくてはいけないのです!

サーファー同士で「緊急事態宣言だからサーフィンも自粛しろ」みたいなくだらないこと言っている場合ではないのです。
今日の波を見て自分は行けるのか、行けないのか、それを自己責任で決めて行動するのがサーファーですから、いつでも冷静に(人に迷惑かけないこと前提で)自分で判断して責任もって行動していくのは基本として、さらに海で海に教わったことを多くの人に伝えていきましょうね。

一見、社会性も何の生産性も無いようなサーフィンですが、そんなことができれば素晴らしい社会性があるのではないでしょうか。まぁ、このストレスの多い社会でサーフィンしてハッピーになれる人がいるだけで十分な社会性はあるとは思いますが。それだからこそBRINEもここまでやってこれたのだと思います。

ということで今後も皆様のサーフィンをより楽しく出来るお手伝いをすることがBRINEの使命だと信じて邁進してまいります。一緒に潮漬けでハッピーなライフを過ごしましょう。

引き続き、ご支援ご愛顧よろしくお願いします。

 

2021.5.29  BRINE  吉岡

 

BRINE ブライン サーフショップ surfshop

 


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