1か月前は東京でも雪が降ったりしていましたが、いきなり夏が来たような陽気です。梅雨入り前のカラッと湿度の低い晴天はカリフォルニア的で最高です。
さて、雪山シーズンも終了？もしくはゴールデンウィークまで滑って最後くらいでしょうか。海水も結構暖かくなってきたのでサーフィンはずいぶんと楽になってきました。ということで、スノーボード用品や真冬もののウェットスーツを片付けて、春夏仕様にチェンジする季節です。今日はギアの衣替えについて少し書いてみたいと思います。
道具に合わせて洗う方法、洗剤が変わってしまうとなかなか面倒なので、いろいろ使えるKOSSYMIX N10 Liquid Soap が1本あると便利です！
左：200ｍｌ ￥1300（税抜） 、 右：500ｍｌ ￥2500(税抜）
1.スノーボード、ビンディング
滑り終わったら、まずスノーボード、ビンディングを丸洗いしましょう。春の雪は花粉、黄砂、リフトの油、硫安（硫酸アンモニウム、肥料、雪を固めるためにリフト乗り場周辺などに撒かれている）などでかなり汚れています。帰ってきたら、お風呂場とか外の水道でジャバジャバ洗って汚れを落としましょう。もともと春の山ではびしょ濡れなので、気兼ねなく洗って大丈夫です。その際、KOSSYMIX N10 liquid soapを希釈したものをスポンジに付けて洗うのがおすすめです。その後に干してしっかり乾かしましょう。ブーツは中まで洗うわけにはいかないので、十分干して乾かしましょう。
その後にきっちりワックスアップして保管するのがベストです。滑走面はワックス前に完璧にクリーニングしてからワックスしましょう。スクレーパー、前出のN10を20倍に希釈したもの+真鍮ブラシでブラッシング、KOSSYMIX CLEANING CLOTHでさらに洗浄～
ベースワックス、その後に滑走ワックスというところまで出来ると最高です。明日、いきなり滑りに行けるような状態で保管するイメージです。
エッジ、滑走面のキズなどが気になる場合はチューンナップに出して戻ってきたものをそのまま保管するのが便利で確実です。来シーズンまでにチューンナップしないとな～と考えている方はこのシーズン終わりのタイミングで出すのが時間にも余裕があるのでおすすめです。ワックスアップが面倒な場合は業者に出してしまうというのもアリです。チューンナップについては随時受付中なので、いつでも相談に来て下さい。
2.スノーボードウェア
GORE TEXなどのハイテクな素材のスノーボードウェアも簡単に洗濯できます。
これもN10を洗濯もの3kg、水30Lに対して5ml 入れて洗濯機で洗ってください。普通のコースでOKです。その後皺を伸ばしつつ干します。できれば乾燥機で仕上げるのがベストです。熱風で繊維表面の毛羽が立って、撥水力が復活します。
ダウン製品もN10で洗えます。通常のアウトドアウェア用の洗剤はGORE TEX用とダウン用が分かれていたりしますが、N10 liquid soapは非常に性能の高い洗剤なので両方いけます。ダウンも乾燥機で仕上げるとふっくら仕上がります。乾燥機にテニスボールを2つ入れておくとダウンを叩きながら乾燥させるので偏りなくふわっと復活するという裏技もあります。
もちろんウールのアンダーウェアなどにも使えます。
クリーニング屋さんに出さないといけないようなイメージですが、良い洗剤さえあれば自宅で簡単に洗濯できるので、この時期の晴れた日に丸洗いしてみましょう。
3.ウェットスーツ
ウェットスーツにもN10使えます。股やお腹のジャージにこびりついたワックスも分解してある程度は落ちます。少し時間を置いた方が良いので、30分～１晩くらい浸け置きするのがおススメです。普段水洗いしかしていない場合は浸け置きした水が真っ黒になるのに焦るかと思います。それほど汚れているのですね～。ウェットスーツの汚れと塩をしっかりと除去してあげれば、柔軟性が長持ちしますので、シーズン終わりで半年以上使わなくなる今のタイミングでしっかり洗っておきましょう。
ウェットスーツは裏返しにしたまま洗って、干しますが、長期間保管する場合は必ず表に戻しておくのもポイントです。肩の広いハンガーにかけて日光の当たらないところに保管しましょう。
ウェットスーツの汚れに関しては以前にもブログで紹介した THIS IS WET SHAMPOO もおススメです。
どちらももちろん生分解100％、環境配慮された洗剤です。自然にも人間にも優しい洗剤ですが、洗浄力は抜群です。ケミカルまみれな洗剤よりよっぽど綺麗になります。以前にも書きましたが、洗浄力の弱さを香りで誤魔化す系の洗剤は使ってはだめですよ～。海、山で遊ぶ僕らは特に。
お世話になったギアをしっかり手入れして、来シーズンも楽しみましょうね。