WETSUITS ORDER FAIR 開催中です！！といってもBRINEでは年中オーダー料無料でオーダー受付中なので何がFAIRだってわけではないんですが。。。
いきなり秋がやってきました。今週前半までは夏をあきらめきれずトランクスだけでやる日もあったのですが、こうなるとさすがの自分も夏が終わったのを認めざるをえません。。（しつこい）
未だ水温はそれほど冷えていないので、今のうちに秋冬物のフルスーツをオーダーするのをおススメします。カスタムオーダーには制作に３週間前後かかるのと、１１月に入ると工場が混みあって１か月以上かかるようになるのが毎年のことなので、年内に新しいスーツを手に入れたいのであれば１１月中旬までにオーダーする必要があります！（メーカーによって異なるのでその都度ご確認を！）
「どれが一番良いですか？」という質問をされることが多いのですが、BRINEで販売している物はどれも間違いありません！と胸をはって言えますがｗオーダーの場合はカタログからいろいろ選べるので、本日はウェットの選び方について書いてみたいと思います。
1.どのタイプにするか？
フルスーツといっても生地の厚さや裏地、ファスナーのタイプなどで様々な選択があります。関東エリアで一般的に良く使われるタイプを中心に紹介してみます。
①5/3フルスーツ
ボディ5ｍｍ、袖3ｍｍの生地厚。冬の関東エリアでは最もポピュラーなタイプ。防水ファスナーを付けたのをセミドライとも呼んでいましたが、最近はあまりセミドライって言わないですね。真冬ものでは裏地に起毛素材が使われていることがほとんどです。生地が厚いのが何より冷たい水と自分との間に壁を作ってくれるので確実にあたたかいです。冬でも千葉北～茨城以北に行く方、１ラウンドが長目の方は迷うことなく５ｍｍにしてください！
②3/3フルスーツ
ボディも袖も3ｍｍの生地厚。春秋に使うノーマルの生地ではなく、5/3と同じように裏地に起毛素材を使用し、ファスナーシステムを防水性の高いものにすることで真冬でも使える仕様にできます。千葉南、湘南、伊豆を中心に動いている方、１ラウンドが短めの方にはおすすめの生地厚です。保温性をそこそこ保ちつつ柔らかくて軽い（ここ重要！）ので冬でもガシガシとパドル出来ます。
このブログの読者やSNSをフォローして頂いている皆様はご存知かと思いますが、３０分とか１時間とかのクイックサーフばかりの自分はここ数年３ｍｍしか着ていません。
③3ｍｍ or 4mm ソフトドライスーツ
ブーツ付の（ソフト）ドライスーツ。生地厚は3ｍｍか4ｍｍと薄めですが、ほぼ完全防水仕様にすることで極寒地でのサーフィンを快適にしてくれます。冬はブーツを履くことが前提となるエリアでは必須です。千葉北～茨城以北に毎週行かれる方はあると便利です。ブーツ付は足からの浸水が０になるので、本当に濡れなくて最高ですが、取り外しが出来ないので、ブーツがいらないようなコンディションでは使いづらいので、その他のフルスーツと併用する必要があります。
最近では通常のフルスーツの防水性が劇的に向上しているので、防水性の高いウェットスーツと完全防水仕様のブーツを併用して、ブーツ付ソフトドライスーツに近い防水性を狙う事もおススメです！
各タイプに共通ですが、起毛素材のレベルによって価格が変わります。確かに高い素材は暖かいですｗ 素材によって保温性、柔軟性、耐久性などが変わるのと、ファスナータイプとの組み合わせで色々なパターンが考えられるので、自分が何を重要視しているかで選択すればよいということになります。※全てを書ききれないので店頭でご相談ください！
２.どのブランド、どのデザインにするか？
BRINEで取り扱っているのは以下の３ブランドです。自分が選びに選んでこの３ブランドにしたのにはもちろん理由があります。冬でも快適にサーフィンしたいので機能性がしっかりあるというのは当たり前ですが、自分が重要視しているのは「かっこいい」か否かです。「かっこいい」基準は人それぞれなんでいろいろ意見はあるとあると思いますが、カリフォルニアのサーフカルチャーに鑑みてどのブランドが「アリ」か考えてみた結果です！なぜカリフォルニアかというとまた長くなるのですがｗサーフカルチャーの神髄はカリフォルニアにあるのです。ウェットスーツもカリフォルニアで発明されたものです。ただカスタムウェットスーツは日本独自のものなので、国産となります。国産ゆえにクオリティは問題ないのですが、デザイン性がどうしても日本っぽくなるきらいがあります。最近の日本で流行っている？柄物とか自分には謎です。初めてカリフォルニアに行ったとき、３色の使いのウェットを持って行ったら、海の中で黒以外のウェットを着ている人が居なくてかなり居心地の悪い思いをしました。それ以来自分は黒かネイビーとかの単色しか着ません。柄物を着るならかなりイケイケで着ないとですもんね～。自分にはそんなの無理です・・・。
ただ真っ黒でもどうせ着るなら横ノリの遊び心にあふれ、シンプルながらカッコいいのを選びたいということから、真っ黒でもかっこいいのを選びました！（※全て”A”から始めるブランドですが、特に意味はありません。たまたまですｗ）
各ブランドの特徴を簡単に説明します。
①AIDENTIFY（アイデンティファイ）
シンプルでやりすぎない作り、オールブラックでも着用したときのかっこよさが際立つデザインが魅力。
瀬筒雄太＆良子プロを筆頭にプロアマ問わず、本当にスタイリッシュなサーファーが着用している。BRINEで一番人気のあるブランド。
写真のモデル以外もどれもおススメです。女性用モデルもかなりかっこいいです！BRINEスタッフ（男性×2、女性×1）は全員このブランドを愛用。カタチから入るのとても重要という・・・ｗ もちろん東北、日本海エリアでも人気なほどの保温性もあります！
②AXXE CLASSIC（アックスクラシック）
ここ数年で人気が急上昇したアックスクラシック。ブラインでメインに扱うサーフボード”CHRISTENSON SURFBOARDS”のシェイパー、クリス・クリステンソンもブランド立ち上げ当初からのコラボレーター。ブラッド・ガーラック、デイジー・シェーンなどクリスのライダーたちも着用。その他、ちょっと驚くほどの魅力的なサーファーとコラボレーションしている。詳細は→axxe collaborates
何よりの魅力はウェットスーツのつくりの良さ。機能性を最大限向上しつつ、シンプルながらもディテールにもこだわり、誠実なモノづくりをしているところでしょうか。機能性、ブランドイメージ、シンプルなデザインのバランスが良いブランド。ロングボードだけでなくオルタナ系にもフィットするクラシック過ぎないところも良いバランスです。
女性サーファーが企画した女性モデルも人気です！
③AMSTERDAM（アムステルダム）
ジョエル・チューダーがデザインし立ち上げたブランド。ジョージ・グリノー、トーマス・キャンベルなど横乗り界の多くの重要人物が着用。最近ではアレックス・ノストも着用しはじめ、人気が再燃。2000年代初頭にブラックラバーのウェットスーツ、フロントファスナーのジャケット、ベスト、ロングジョンを流行らせたのはこのブランドがあったからなのです。クラシックなウェットスーツをモチーフにデザインされたカットですが、着用すると本当にかっこよく、スタイルが良くみえるのが魅力です。
カスタムできる国産のラインは素材の張り合わせに水性のボンドを使用しているので、ウェットの出来上がりの柔らかさ、軽さも他にはない魅力です。
Black is Beautiful !!
それぞれのブランドに複数のモデルがあるので、タイプ、厚さ、素材などを総合して優先順位をつけて考えていけば良いのですが、やはりここには書ききれません。何なりと相談してください。それぞれの方にベストと思われるのをご提案させていただきます！
BRINEが提案するのは、ウェットスーツを”機能性”と”見た目（正しいカッコよさ）”の両方から選びましょう！ってことです。それも含めてサーフィンを楽しんだ方が良いに決まっていますからね！サーフィンって最高に楽しくて最高にかっこいい遊びですから。
サーフボード同様、ウェットスーツにも並々ならぬ思い入れがある故、今回もだいぶまとまりなく長くなってしまいました。まだまだ話したいことはあるのですが、続きは店頭で。
お付き合いありがとうございました。