帰国して既に1か月以上経過しているのですが・・・10月末に行われたBRINE CALIFORNIA TOUR 2019 のBlogシリーズをついに書き始めます!
(それにしてもこのツアー前~現在に至るまで怒涛の日々が続いているな~w)
5月に出張、8月に家族旅行と過去のBlogで見飽きた風景もあるかもしれませんが、宜しければお付き合いください。
<DAY1>
成田空港で集合したのですが、みなさん張り切っているようで、早く着いたつもりだったのに自分が一番最後だったという感じで・・・w
昨年に続き2回目の参加の方々が初めての参加者をフォローしてくれチェックインもスムーズでした。
搭乗した飛行機が滑走路へ向かう途中異常が認められたということで引き返して点検に1時間ほどかかったので、やや遅れ気味でのスタートになりましたが、一路LAXへ。
旅のお供はもちろんDESTINATION のハードケース!ちなみにDESTINATIONの本社は今回の滞在先に近いエンシニータスです。
LAXに到着後は日没までに1ラウンドするべく、あわただしくもてきぱきと動いてもらい、一気に南下してドヒニーで何とかサンセットサーフに間に合いました。
だんだんと色が変わっていく海で暗くなるまでサーフィンしちゃいました。波は腰位でしたが、気温も水温もあたたかく、長時間のフライト&ドライブの疲れをほぐすのにはちょうど良いコンディションでした。
時間も遅くなってしまったので、夕食はいきなりのIN-N-OUT へ。普段の自分では中々ないパターンですが、やはりここは行っておきたいというお客様の要望でw
さっと夕食を済まして、カールスバッドのモーテルへチェックイン。
ギリギリまで遊んで、疲れてぐっすり眠るのが時差ボケ解消のポイントですが、まさにそんな感じで1日目が終了しました。
<DAY2>
さていよいよ本格的にツアーの始まる2日目です。
この日は滞在しているカールスバッドからエンシニータスのどこかでサーフィンしようと、海沿いを波チェックしながら、エンシニータス方面へ南下。
途中、ドーナツとコーヒーを買うべく老舗のドーナツ屋さんへ。カリフォルニアでは朝早くから営業しているドーナツ屋さんがサーファーの朝一前の腹ごしらえの定番のひとつです。日本みたいにコンビニが多くないのですが、朝一前のドーナツ屋さん~朝一後の朝食屋さんは充実しているのが南カリフォルニアの特徴です。
店の入り口のステッカーがサーファー御用達の店を物語っていますね。
波チェックしながら南下していきましたが、潮の時間、波数、混雑などを考慮してパイプスに入ることに。昨年は波が大きすぎて入られなかったエリアなので、皆さんお初のサーフスポットです。ビーチへの下り方、波のブレイクの特徴などをお伝えしてから、いくつかピークがあるので分散してサーフィンすることにしました。
砂浜からのエントリーでエントリーしやすいですが、ブレイクしているところは玉石と砂のミックスです。海岸の浸食はカリフォルニアでも進んでいるようで、ここも砂浜の部分が年々小さくなっているようでした。満潮時にはかなり狭い感じでした。
波はコシハラ~セット胸くらいの三角波でライト、レフト共に行けますが、レフトが極上でした。とはいえライトも少したる目ではありましたが、ロングライドできる良い波でございました。ちなみにクリステンソンもここのブレイクがホームブレイクだと言っていました。
たっぷりサーフィンした後は、そこからほど近いサンエリホのFISH101カーディフ店へ。ここのシーフードは最高です!
食事後はしばし自由時間。歩いて移動できる範囲にスーパーマーケット、パタゴニアのカーディフ店、チューダーサーフボードなどを取り扱うレジンクラフトなどあるので、各々買い物など楽しんでもらいました。
再集合して、今度はクリステンソンサーフボード&ムーンライトグラッシングの工場見学へ。
あいにくクリステンソン本人はヨーロッパツアー中で不在にしていましたが、マネジャーのジョンがファクトリーツアーをやってくれました。
クリステンソンのシェイプルーム。
整理整頓きっちりと。
レジンカラーでのラミネート。
サンディング。
1979年よりこの場所でサーフボードを作り続けているムーンライトグラッシング(今はクリステンソンと同じ会社に)、現在も頑なにMADE IN THE U.S.A.にこだわってサーフボードのグラッシングをしています。創業者のピーターさんも現役で仕事しています!この時代にも全て手作業で、かなり健康にも良くなさそうなレジンにまみれて、最高のサーフボードを作ってくれています。感謝ですね~
参加者の皆様も各工程を関心しながら見学していました。自分も毎年来ていますが、いつ来ても工場はワクワクします。
見学中にちょうど完成したボードがショールームに運ばれてきました。「これは!」自分も初めて見るものでしたが、ストリンガーにアガベを使ったスペシャルな逸品でした。しかもサイズは5’4″とちょうど良いサイズ、買い手はまだついていないとのことだったので、すかさずBRINEで仕入れました!(先日無事入荷しましたので今はBRINE店頭で実物を見られます)
クリスのオフィスにはJONES SNOWBOARDSも。これらはクリスがデザインしたモデルです。スノーボードのシェイプも好評で今季から更にモデルが増えています(こちらも既にBRINEに入荷済みです!)。クリステンソンのクリエイティビティはスノーボードでも評価されているのです。すごい人です。
工場見学を終えて、パイプスへ戻ってきて、夕方もう1ラウンド。また潮も風も良い感じになってきていて、夕方もバッチリ楽しめました。
夜ご飯はルーケディアのUMI レストランへ。
UMIでは最近結婚したZACK FLORES(18歳!)夫妻に遭遇。ZACKはこの1週間後くらいに鵠沼で行われるDUCT TAPE INVITATIONALに招待されていたので、鵠沼でも再会しました。
ロングボードはDTIに招待されるほどのレベルですが、ショートボードも劇的にうまいし、自分でシェイプもするというすごいタレントの持ち主です。ウェットスーツはMOON SUITS からサポートされています。ということはジョエルも認める次の世代のサーファーということですね。ZACKはNOBODY SURF のオリジナルムービーでも取り上げられているので、そちらもどうぞ。制作はこのブログではおなじみのTATSUO TAKEI氏です!
そんなこんなでいきなりBRINEツアーらしく盛り盛りだくさんとなったDAY2の夜はふけていくのでありました。
次回もお楽しみに~