本日はNEWモデルの試乗レポートです。
3月にこちらのブログでも紹介した”CATCH SURF ODYSEA Barry McGee Pro side bite fin”に試乗してきました。世界中で話題沸騰のスポンジボード”CATCH SURF”のラインナップの中でも特に注目度の高いバリー・マギー プロモデルですが、2017モデルは何と極小のサイドバイトフィンのみの仕様ということで、「じっさいどうなの~」という声を多数いただいていたので、本日はそれにお答えします!
当日は湘南某所のビーチブレイクで弱ーい南東うねりでヒザモモくらいのコンディションでした。ショートボードはもちろん、長めのボードでも楽しめていないくらいの状況でしたが、そんなのはもちろんキャッチサーフの大得意分野なので、2~3かき、場合によっては4~5かきで楽々テイクオフです。
同じサイズのLOG、PLANKにもフィン有でも無しでも散々乗っていますが、トライフィンのLOG、大き目のシングルフィンが付くPLANKに比べて圧倒的に抵抗が少ないせいかテイクオフの滑り出しのはやさが更にはやいような感覚でした。完全にフィンレスにするとボードがヌルヌルと横ずれしてしまうので、そこをしっかりと押さえてまっすぐ進ませないとパドルが遅くなってしまう(=テイクオフも遅くなる)のですが、小さくてもフィンがあるので、横ずれが少なくテイクオフが簡単なイメージでした。
テイクオフしたあともフィンが絶妙に効いてボトムターンも普通にできるので、横にまっすぐ走らせられます。(最近練習中のw)フィンレスだとテイクオフして横に向けるとすぐにスライドし始めるのですが、そこがまっすぐ行くだけでいきなり簡単になります。もちろんトップターン、カットバックもイージーなのでほぼ普通に乗れます。とはいえもちろん通常のフィン付のボードよりかなりルーズなので、しっかり慎重に乗っていかないといけないところがスリリングでたまりません。ローラーコースターのふあふあ感からどの角度で着地しても引っかからない感じが特に最高でした。「ボードの真上にしっかりと立つ」というサーフィンの基本の動きも知らずに鍛えられるというのも大いにありそうです。
7cmほどの小さなフィンですが、たぶん付いている場所が絶妙に良いのかしっかりと機能しているのにうならされました。さすがスポンジボードのリーディングカンパニー”キャッチサーフ”だな~と。
ただ問題はフィンが効いてしまうので、とにかく回りたい!というクルクル派の方にはこの小さいフィンでも邪魔かもしれません。その場合はとっとと外してしまってくださいw
7フィートも8フィートも試乗しましたが、もうどちらも良いので甲乙つけがたいです。小波にはもちろん大き目の8がより乗りやすいですが、今後フィンレスにしてクルクル回りたい方には7が良いと思います。今お持ちのサーフボードのラインナップと行く場所、使い方によって決めていけば良いと思うのでなんなりと相談してください。
いや~それにしても、ヒザモモの力弱いコンディション(湘南によくある感じの)でここまで面白いサーフボードって他にあるんでしょうか?湘南など比較的波の小さいエリアに住んでいる方、または通っている方はODYSEAの7~9あたりを(フィンはどのタイプでも)を1本持っていればかなりサーフィンできる頻度があがること間違いなしです。とはいえJOB(ジェイミー・オブライエン)やカラニ・ロブたちがハワイの凄い波まで同じボードでやってしまっているので、スネ膝~パイプラインまで同じボードでサーフできるって・・・サーフィンの新時代というのは言い過ぎでしょうかw
ということで本日の結論は・・・迷わず買い!です笑 現代アートを代表するアーティスト バリー・マギーのデザインで、乗り味も最高(最幸)といったら、もう間違いなしです。
サイズは7フィート(213cm)と8フィート(244cm)、カラーはそれぞれオレンジとオフホワイトの2色があります。
予約分がほぼ埋まってしまったのですが、追加でオーダーしたので、それぞれまだ予約可能です。入荷は5月末~6月頭以降になるようですが、気になる方はお早目に~。
詳細はこちらのブログでも。
予約は電話かメールください。更なる話を聞きたい方は店頭に聞きに来てくださいね~。お待ちしていまーす。
BRINE
03-6805-2973
info@brine.jp
P.S. かなりハッピーで最幸な試乗会(これも大事な仕事!)をした後は、湘南エリアでナンバーワンの呼び声高いラーメンを頂き、1日中ふわふわと幸せにすごせました。波情報では20~30点くらいの波でも良いサーフボードと遊び方ひとつでいつだってダブルアップ可能です!キャッチサーフ最幸ですよ~。ではまた~。