CHRISTENSON SPORTSMAN

CHRISTENSON SPORTSMAN

吉岡雅晴

今回はこれもクリステンソンの2025年発売のニューモデル、”SPORTSMAN”について紹介します!  

 

最近、本国のホームページで各モデルが詳細に紹介されているので、例によって翻訳したものとYoutubeでクリス本人が説明する動画を先ずはご覧ください。

  『Sportsmanは、2025年にロングボードのラインナップに加わった新しいモデルで、膝の高さからオーバーヘッドサーフまで、あらゆるサーフィンに対応するようにデザインされた、まさに「何でもできる」ロングボードです。初心者から上級者まで、あらゆるレベルのサーファーに最適で、初めてショートボードからロングボードに乗り換える人にも最適です。 ターン性能とトリム性能をバランスよくブレンドしたSportsmanは、ゆったりとしたロッカーとわずかなノーズコンケーブが特徴で、クリーンなレールワークや自信に満ちたノーズライディングが可能な万能モデルです。信頼性の高いオールラウンドボードをお探しの方にも、ノーズライディングをもっと快適に楽しみたい方にも、このモデルはパフォーマンスとノーズライディングを同等に提供します。 このモデルは、軽量で反応性に優れたクリア、サンドフィニッシュが基本のストックとなっている。シングルフィンのセットアップをお勧めします。カスタムで2+1フィンも可能。 「Sportsmanは私のロングボードラインナップのスイスアーミーナイフだ。」- クリス・クリステンソン 』  

   

 ”スポーツマン”は今のクリステンソンのラインナップにはなかったハイパフォーマンスオールラウンドロングボードということになります。クリステンソンのロングボードのラインナップはクラシックなノーズライダーかPIG、そしてグライダー系となかなかクセありのモデルが多い(それがまたよいのですがw)のですが、これは足りないカテゴリーを埋めるような意図で作られた、乗りやすくて、汎用性が高いロングボードということのようです。 クリスはロバートオーガストのマーク・マーティンソンモデルのイメージと言っていましたが、HPD ドナルド・タカヤマの名作、IN THE PINKとかDT2のような90年代のオールラウンドロングボードのイメージのようです。

幅広でノーズコンケーブも入ったノーズエリア。テールは絞ったラウンドテール(ミッドレングスのハンツマンのようなテール)、テールエリアのエッジ~その前方もダウンレールで角を残したようなレール。ダウンレールながらVEEがしっかり入っているので引っかかるという感じは無し。  

BRINEでは9'3"を試乗用としていますが、単純に乗りやすいです!テイクオフは普通にはやいし、ターンは楽~ノーズライディングも狙えます!ダウンレールで水切れが良いのでシャキッとターンしますが、スピードの遅い波では走りすぎてしまうところがあります(行き過ぎたらカットバックして繋いてください!)。ノーズライダーとの乗り味の差はありますが、小波も楽しい!サイズあるともっと楽しい!というモデルです。   BRINEのYOUTUBEでも紹介しましたので、あわせてご覧ください。

 

動画では自分はまだ上手く乗りこなせていない感ありますが(苦笑)、いろいろなサーフィンに対応できる可能性を感じるモデルでした!フィンはCAPTAIN FIN CC TRACKER9.5を合わせて乗っています。ターンが軽くて良いのですが、動きすぎるくらいなので、フィンはもう少しボリュームのあるものでも良いと思います。別の日にCAPTAIN FIN YUTA SEDUTSU 10 を合わせてみましたが、個人的にはその方が好みです。ノーズライディング練習用にはそれほど面積が広過ぎないピボットフィンを使うのもおススメです。

 

サイズがある日用に軽くて動かしやすいロングボードをお探しの方、1本のロングボードで小波~サイズのある波までやりたい方、初めてのロングボード練習用~コンペで使いたい方、など使い方によって多くの方に楽しんでもらえるモデルになりそうです。ロングボード検討中の方はぜひご検討ください。   気になる方はお店に見に来て下さいね~    

ブログに戻る