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みなさまGWいかがお過ごしですか?サーフィンに行けなくて悶々としている方も多いのではないでしょうか。
自分も日々悶々としつつ、休みの日にはいつも出来ないことをまとめてやっていたら、いろいろ楽しくなってきちゃって結構楽しんでいます。

 

先ずはずっと気がかりだった部屋の掃除から取り掛かりました。書斎件サーフボード置き場みたいな部屋なのですが、文字通り足の踏み場も無い状態でした。(家族からは”ジャングル”と呼ばれていましたw)何日かかけて片付けて本棚の本とそこに入りきらなくて床に積んである本を何となく片付け終わった頃に、インスタグラムで最近流行っている”bookcover challenge”なるものが回ってきました。これは7日間1日1冊本の表紙を紹介しつつ、次の参加者を誘うというものですが、ちょうど本棚が見やすくなったところだったので、これはちょうど良いと参加して7冊の本を紹介させていただきました。いろいろ紹介したかったのですが7冊限定なので、結局はサーフィンの本ばかりになってしまいましたw(気になる人はインスタグラムの @yoshiokamasaharu のアカウントをチェックしてみてください。)

 

その中でも紹介した本について、再度紹介してみます。この本が発売になるタイミングでも紹介しているので、2回目になってしまいますが、前回紹介したときは発売直前でまだ読み終わっていなかったので、今回は読後の感想文的な感じで紹介してみます。

 

バーバリアンデイズ ブライン サーフショップ オンラインストア brine barbarian days BARBARIAN DAYS バーバリアンデイズ:あるサーファーの人生哲学 
ウィリアム・フィネガン
児島修 訳
2800yen + 税

 

作者のウィリアム・フィネガンの半世紀にわたるサーフィンライフを綴った自叙伝です。のちにジャーナリストになりNEW YORKERなどで活躍、更にはピューリッツァー賞を受賞するほどの人なので、文章にぐいぐいひきこまれます。そしてこの人本当にリアルな”サーファー”です。と自分がいうのも気が引けるほどの凄いサーファーです。ここまでサーフィンにどっぷりの人でここまで文章が書ける人が描いたサーフィンの話ですから、面白くないわけありません。ウォー!と共感できるところばかりなのですが、それよりも息が苦しくなるようなビッグウェイブの描写に心拍数が上がってしまうことも多数です。

 

60年代から現在に至るまで、かなりどっぷりとサーフィンしてきているので、サーフィンの歴史的な視点でも興味深いですが、それよりも10代のサーファーがいかに大人になっていくかの変遷がこの物語の軸です。舞台もカリフォルニア(LA近郊)~ハワイ~南太平洋のサーフアドベンチャー~オーストラリア~ヨーロッパ~サンフランシスコ~ニューヨークと舞台が変わっていき、10代~20代~30代~40代~50代~60代と年齢を重ねていき、いろいろ生活も変わっていきますが、その中心、もしくは中心に近いところにいつもサーフィンがあるのがこの人の凄いところです。

サーファーとしての生き方に痺れてしまう反面、読みながら自分の中途半端さにがっかりさせられちゃいました・・・。やっぱり”サーファー”ってこうじゃなくては~と反省。ということで、過去はどうしようも無いですが、これからはもっとサーフィンに精進しようと決意を新たにするきっかけになりました。
ちょうど今サーファーに風当たりの強い状況ができてしまいましたが、この本を読むといろいろ考えさせられます。サーファーの立ち居振る舞いとはどうすべきなんでしょうかね~。サーフィンは日本のものではないので、昔のカリフォルニアやハワイのサーファーに学ぶことは多いですね。

自分は年を取ってから読んでしまいましたが、若い人にこそ読んでもらいたいです。人生変わるかも~~。サーファーじゃない人にも一つの人生の教科書になるかも。

本の帯にある書評 ”宇宙人がやって来たら、最初に読んでもらいたい地球の本! ーーーグラフィックデザイナー 佐藤卓” というくらいなもんで。

 

なにしろ分厚い本なので見た目でめげそうになりますが、本当に面白いので時間さえあればずっと読んでいたいような感じで読めてしまうと思います。読み終わった後は「もう終わってしまった・・・」と寂しくなるほどです。いつもより家に居る時間が多いこんな時にこそ読破してみてはいかがでしょう。

 

バーバリアンデイズ barbarian days book サーフィン 本 ブライン サーフショップ

 

購入はBRINE ONLINEからどうぞ!
https://brine.shop-pro.jp/?pid=134198846

 

余談ですが・・・

先日インスタグラムで問い合わせが来たのでニューヨーク在住の日本人の方とDMのやり取りをし、インスタグラムをフォローさせていただいたのですが、その方が海でこの本の作者のウィリアム・フィネガン氏とよく一緒になるそうです。もう結構な年齢みたいですが、波の大きい日にだけ出てきて、でかいセットをサラッと乗っていくそうです。ひょんなことからつながった方からそんな素敵なエピソードを聞けて、なんかちょっと感動しました。。。

 

ちょっと本を読みながら妄想・・・

ここ数年なんか日々バタバタしていて(海へ山へと大忙し)本を読むほどの余裕が無かったな~と。サーフトリップものんびり出来るようなスケジュールで行けていなかったので、コロナ明けたらサーフボードと本を持ってサーフトリップへ行きたいな~と。

朝一サーフィンして、ご飯食べて、本読んで、昼寝して、またサーフィンしてご飯食べて、本読んで・・・・って繰り返すだけのサーフトリップがしたいな~と。

今年中に行けるかな?今年行けなくても近いうちに必ず行こうっと!!

楽しいこと妄想して、ENJOY HOMEですね~

 

 

 

 


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