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初回入荷があっという間に完売してしまい紹介するタイミングを逃していたのですが、再入荷がようやく届いたので、Mandala Custom Shapes(マンダラカスタムシェイプス) のミッドレングス、Clandestino TPH(クランデスティーノ トライプレーンハル)を紹介します。

2020年からマンダラブランドを展開するということで、昨年5月にマンダラをシェイプするManuel C.Caro(マニュエル・カロ、通称マニーさん)とミーティングをしました。マニーさんは現在はサンディエゴのムーンライトグラッシング内、要するにクリステンソンと同じ工場内にシェイプルームを構えています。ちなみに先日のBlogで紹介した奥様のクリスティーンさんとシェイプルームをシェアしています。取り扱いを始めるにあたって、「たくさんモデルがあるけど、どれから始めたら良いだろうか?」と質問したところ、「Clandestino!」と即答でした。その後シェイプルームでちょうどシェイプされたばかりのクランデスティーノをじっくり解説してくれました。英語についていくのがいっぱいいっぱいでしたが、すごく理論的で分かりやすい説明でした。話を聞いただけで非常に魅力的だったのと、何より他でなかなかないようなシェイプが魅力的に感じたので、先ずはこのモデルからやって行こうと店のストック分をオーダーした次第です。

理解を深めるためには・・・ということで試乗用として7’10″をおろして乗ってみました。
マンダラ マニュエル カロ クランデスティーノ ブライン サーフショップ brine mandala

 

マンダラ カスタム シェイプス ミッドレングス ブライン

先ずはいつもよくあるようなヒザ~モモの鎌倉の力弱い小波で乗ってみたところ、
最初に驚いたのはテイクオフのはやさ、ほぼロングボードと同じ場所で波待ちして、同じようなところから乗れてしまいました。
トロ速いような波だったのですが、横に横にスルスルと勝手に走っていくので、ちょっと速めのセクションでも捕まらず先へ先へ進んでいく感じに再度驚きました。TPH=トライプレーンハルのスルスル走る感じが存分に発揮されたという感じでしょうか。上がって駐車場で話していた時に知人に「てっきりロングボードに乗っていたと思った。その板は何だ?」と驚かれたので、外から見ていてもそのくらいはやかったようです。
全体のボリュームがノーズ~テール近くまでかなりあるのに、そこから一気に絞ってピンテールに繋がるテンプレートのバランス感とテールロッカーの少なさなのでしょうか、ターンをコントロールするには少しコツが必要だと感じました。そんな感じの小波の時はロングボードのようにピボットターン気味にカットバックするのが良さそうです。

 

もう少しサイズのあるしっかり波のある日に乗った感じでは、テイクオフのスピード感が劇的にアップしたのはもちろん、クルージングが非常に気持ち良くて、乗りながら笑ってしまうほどでした。
大きなドライブターンはスムーズであまり何も考えなくても気持ち良いのですが、やはり急激なターンはコツをつかめないうちは何度かこけましたw 小波の時同様、ピボットターン気味にテールをコントロールするのがやはり必要かと。
すぐに慣れてこなせるようになってきたのですが、そうなってくるとこのモデルのポテンシャルがいろいろ感じられ、ニヤケてしまいましたw

その他、千葉某所のトリッキーな波にもフィットしたし、湘南のスポンジかロングボードでないと乗れないようなミニマムサイズでも、ロングボード向きのビーチブレイクの厚めの波でも7’10″でバッチリでした。
何人かの人に試乗してもらいましたが、皆から高評価頂いています。マニーさんが「一人がクランデスティーノを手に入れて、サーフィン仲間に貸してあげると、今度はその人がオーダーしてくれ、それでファンが増えている。」と言っていましたが、実際その通りになっていくのが良く理解できました。

BRINEでは、マニーさんおススメの7台後半~8台を中心に展開しています。いわゆるミッドレングスの中では少し長目のレングスになりますが、この辺のサイズは実はとても面白いのではないかと感じています。

 

例えばこんな方にはバッチリだと思います。
・普段ロングボードをメインにサーフィンしている。ミッドレングスにも乗りたいがあまり短いのには乗れる気がしない。もしくは乗りたくない、という方のミッドレングスの選択として。
・住宅・車・持ち運びの都合でロングボードは所有できない(したくない)が湘南など小波メインでのんびりサーフィンしたい。
・駐車場からビーチが遠い場所で人知れずブレイクしている小波に乗りたい。
・↑みたいな状況ならCATCH SURFでも良さそうなもんですが、やっぱりシェイプボードでビシッとサーフィンしたい!

 

このブログでも何度も取り上げているように、ミッドレングスの選び方はどんな風にサーフィンしたいかで決めるべきです。そうなるとミッドレングスの選択のひとつとしてこのクランデスティーノはとても”アリ”な1本になるかと思います!

 

BRINEに今回入荷したのは
マンダラ サーフボード クランデスティーノ ミッドレングス シングルフィン ブライン サーフショップ brine mandala7’7″  clear
7’11” clear 2+1 → SOLD OUT

 

mandala clandestino midlength surfboard brine surf shop ブライン マンダラ8’1″     sage opaque

 

mandala custom shapes clandestino brine midlength ミッドレングス シングルフィン サーフボード8’5″  army green opaque

 

の4本です。気になる方は見に来て下さいね~。

 

 

とブログの下書きをしていた時にちょうど波が上がったので、最後の確認とばかりにクランデスティーノに乗ってみました。鎌倉のセット肩サイズのしっかりした波にのってみると、今までの感覚とは全く違う感覚に痺れました!沖から厚めにウネリが入ってくるので、テイクオフがロングボードでないと厳しいかな~という位置からロングボード同様に滑り出すのはもはや予想通りでしたが、テイクオフからのフェードターンからの一気に加速する感じが小さい波に乗っている時とは全く違う感覚で、あやうく雄たけびをあげるところでしたw その後の走りもターンも気持ち良く、全ての波でキッチリインサイドまで乗り継げるようなスムーズさと安定感で操作性の良さも再認識しました。このモデルに乗っている人が「波が小さい日と大きい日の印象が全く違う!」と言っていましたが、まさにそれを気づかされてしまったのでした。

ちなみにこの日はちょうど良いサイズのフィンを忘れてしまい、車に積んであったロングボード用の9.75(CAPTAIN FIN BROTHERS MARSHALL)のフレックスフィンをつけてみました。これが意外にというか、むしろ良かったのかもしれません。全体的に幅広いアウトラインながら、テール付近で一気に絞ってピンテールにしているテールなので、ボトムターンでの不安定感を感じるところがあったのですが、大きなフィンを付けるとそれが解消して更にドライブする感じが気持ち良かったです。

クランデスティーノ キャプテンフィン ブラザーズマーシャル フレックスフィン ブライン

 

ということでこの日の乗り心地があまりにも衝撃的だったので慌てて加筆しましたw

 

マンダラ ブライン 

 


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