2017年最初のサーフボード紹介はクリステンソンのNEW MODEL “INVISIBLE POLICEMAN（インビジブルポリスマン）”です！
CHRISTENSON INVISIBLE POLICEMAN 6’4″ × 20 × 2 11/16 ￥219200（税抜）
試乗ボードが1本だけ入ってきてテストはしていましたが、ついに発売開始です。
このブログの熱心な読者（いるのかｗ）なら以前のカリフォルニアトリップの回でちょっと触れたことを覚えているかもしれませんが、今日はじっくり紹介し直します。
このモデルはクリスのマネージャー Jonが70年代の古いサーフボードを買ってきたところから始まります。
クリスも敬愛し影響を受けているハワイのレジェンドシェイパー マイク・ディッフェンダッファーのシェイプしたセミガン的なショートボードをクリスに見せたところ、アウトラインとロッカーのバランスが凄く良さそうだということになり、そのボードをベースにノーズとテールを丸めて作ってみたところ非常に調子が良いのでモデル化されたということでした。
何度かテストライドしたので、その印象を書いてみます。
ちょっと今までにないタイプの形状で、他のどのモデルにも似ていないのですが、最大の特徴はガンっぽいショートボードをベースにしているのでノーズノッカーが強いということです。さらにノーズエリアはハルのような丸いボトムになっているので引っ掛かりが抜群に少なく、スルッと抜けます。掘れたギリギリのテイクオフでもノーズが刺さったり、ノーズエリアのレールがくわれてしまったりするのが圧倒的に無い印象です。面が荒れていてもスムーズでした。
試乗した人が皆思うのは「なぜだかテイクオフが異常にはやい！」ということです。ボードがスムーズにボトムに向かって落ちる！という感じです。これもノーズがスルッと落ちることに起因しているかと思います。もう一つは胸の下あたりのボリュームがしっかり取ってあることでしょうか。
秋の台風シーズンに何度か試しましたが、サイズのある波に良い感じです。やはりガンをベースにしているからでしょうか。小さくてトロい波では普通な感じですがｗ、ターンが出来るサイズになってくると、ノーズの方向づけがスムーズでクルクル動きつつ、しっかりレールを入れたいところのホールド感も良い感じです。
ノーズロッカー（＆ハルエントリー）～センター周辺のシングルコンケーブ+ダウンレール～Veeボトム+強めのエッジがそれぞれバランスよく機能して、全体の流れが非常にスムーズというクリスシェイプの凄さがてんこ盛りなつくりになっています。
シングルフィンなのに良く動く不思議な乗り味に病みつきになりそうです。。。
ボリュームもしっかりあってテイクオフがはやい、ちょっと良い波用の長目のショートボードが欲しいけど、ピンピンにノーズの尖ったガンタイプは気が引けるな~という方にもおすすめです。
試乗用は6’6”でしたが、ショートボードとして乗るなら今回入荷の6’4”も良いかと思います。今後の入荷予定は6’6”、6’8”、7’0”を予定しています。
クリステンソンに限らなくてもこんな感じのコンセプトのエッグノーズは無かったと思うので、ぜひnew model “Invisible Policeman”をチェックしに来てください！
いや～それにしても惚れ惚れする曲線だな～～～と。。。
このサインをストリンガーのところではなくてレール側に寄せて書くのかっこよいですよね～