先日、白馬岩岳で開催されていたJONES SNOWBOARDSの試乗会に参加してきました。
ジョーンズは北米では益々人気が高まっているようですが、最近は日本でも愛用している人が増えてきているようですね～。特にパウダー狙いの方たちには。そしてなんといってもBRINEではお馴染のシェイパー、クリス・クリステンソンがジェレミー・ジョーンズとともにシェイプデザインしているサーフシリーズからは目が離せません！
今季は自分もMIND EXPANDERというモデルを使っていますが、柔らかいコンディション（パウダーでもシャバシャバでも）ではかなり調子よく、特に荒れたパウダーや小回りが必要なツリーランでの操作性の高さは抜群です。短めでもノーズロッカーがあり浮力が確保されるので深いパウダーでも今のところ困ったことはありません。一方、硬いコンディションでカービングするときにコロコロと回りすぎてしまうのが気になっていましたが、21-22モデルで新登場のSTORM WOLFがなんかすべてを解決してくれるのではないかと期待して試乗してみました。
JONES STORM WOLF 158,162
クリステンソンのコメントでは”THE NEW STORM WOLF IS LIKE BOLTING A BATTERFLY TO A BULLET.（新登場のストームウルフはまるで蝶々をピストルの弾にボルト留めしたような感じさ）”
と分かるようで全く分からない説明をしていましたｗ
試乗した日は前日から雪が続いており、30～50ｃｍほどのパウダーもあり、パウダーと圧雪の両方を試すことができたのが良かったです。雪が良かったので評価がやや甘くなっている可能性はありますｗ
期待通りというか期待以上にカービング性能がよく、パウダーでも圧雪でもスピードの出方と安定感がかなり良い感じでした。158cmに試乗したのですが、ちょっとしたツリーランも難なくこなせるし、壁に当て込むのも気持ち良く、1本で何でもやりたいスノーサーファーにはかなりおススメできるモデルになると思います。フィッシュテールのSTORM CHASERとガン的な位置づけだったSTORM WOLFを足して2で割ったみたいな感じですが、ノーズはスプーン形状のロッカー（ハルっぽいノーズですね！）で、足元には薄めのキャンバーが入っているのが特徴です。この形状がかなり利いているっぽいです。
最近クリステンソンのロングフィッシュ6’10″に良く乗っているのもあり、STORM WOLFはロングフィッシュとかノーチラスとかの乗り味に近いな～と。やはりサーフボードシェイパーらしいというかクリスらしいテイストを感じてにやりとしてしまいました。クリステンソンのサーフボードに乗っているサーファーにはぜひ乗ってもらいたいです！
サイズは158ｃｍと162ｃｍの2サイズ。
体重でのおススメは158cm → 59-82kg , 162cm → 73-95kg とカタログ表記ありましたが、ジェレミー・ジョーンズのおススメは「キビキビとして乗り味を求めるなら158、ビックラインを攻めるなら162が間違いない」とのこと。体重が軽めの方なら158となると思いますが、それ以外の方は狙っている乗り味で決めていけば良さそうです。体重57kgなので、158cmが扱いやすくて良かったです。ただ推奨スタンスが58cmと広めだったので、ビンディングは内々で一番狭くしました（涙）。
ジェレミー・ジョーンズによる解説動画はこちら↓↓↓
ちなみに翌日に関温泉でがっちり深めのパウダーをマインドエクスパンダ―で滑ったのですが、細かなツリーラン、地形変化とトラックありみたいな感じではやはり最高でしたので、コンディションで乗り換え出来る方は長目のSTORM WOLFと短めのMIND EXPANDERもしくはSTORM CHASERの2本持ちが完璧かと。
JONES STORM CHASER
サンディエゴフィッシュですね！ストームチェイサーに関しては来季も今季と継続なので同じカラーです。
JONES MIND EXPANDER
自分は150cmを使っていますが、平均的な身長体重の方なら154cmが間違いないと思います。マインドエクスパンダ―に関しては来季も今季と継続なので同じカラーです。
JONES21-22モデルは予約受付中です！締め切りは3/15です。クリステンソンのサーフシリーズは一通り試乗しているので、気になる方は何なりとご相談ください。
JONESとカラコラムは輸入元が同じなのでカラコラムの展示もありました。
カラコラムもプライムコネクトシリーズは継続。新モデルとしてアレックス・ヨーダーのフィードバックで出来たモデルが発売されます。
こちらも予約受付中です！
今シーズンもそろそろ後半戦に突入です。あたたかい日も出てきますが、パウダーのチャンスはまだまだあるはずです。パウダーが無くても楽しい地形でのターンを楽しみしょう。悔いの残らないように滑りつつ、来季のギアのこともちょこっと考えてみてくださいね～
