本日は日本に届いたばかりの新しいロングボードの紹介です。
クリステンソンのシングルフィンロングボードの名作の一つCC SLIDERがリニューアルして再登場しました!
最近のCCスライダーは全体的に薄めのレールですっきりめでしたが(それはそれで良いのですがw)、今回のリニューアルは昔のボテッと重めのこれぞCCスライダーという雰囲気に戻した感じです。クリステンソンいわく「SPROUT撮影時(2007)にトーマス・キャンベルに作ったボードをベースにしている」そうです。大きな変更点としてはノーズが細くなり、ややPIGっぽい形状に。クラッシックな雰囲気ながら、コントロール性は高くなるはずなので使い勝手も良さそうです。
以前のCCスライダーに比べてノーズが細くなっているところが、大きなアウトラインの変更点。
細いノーズのおかげでコントロールはしやすそうです。
2ストリンガー、重めのTINTカラー、ブラックレジンバンド、樹脂ピンラインとクラシカルな仕様もまたCC SLIDERらしくて良い感じ。
ノーズコンケーヴはそれほど深くなくなだらかな形状で長目。コンケーブの終わるところの何気ない感じがスムーズでよさそう。
最近のクリステンソンのシングルフィンログ同様テールキックやや強め。
クラシカルにピヴォットフィンをセットするのがおすすめ。
CAPTAIN FIN MITCH ABSHERE Heavy Psych 10.0
もう一つの選択としてはそれなりにベースがしっかりと広めで長さのあるフレックス系のフィン。ターンが軽くなります。
CAPTAIN FIN DANE PETERSON Flex 9.65
タイプの違う2本を持って、波やその日の気分に合わせて乗り味を変えてみるのも面白いのでおすすめです。
「なんだかんだいってCCスライダーが一番いい」と未だに初期のCCスライダーを愛用している方の声もよく聞きます。先日太東で行われたSTYLE MASTERS でもリョーベイこと瀬筒良子プロ、吉川祐二プロの2人も前のCCスライダーを使用していました。昔のテイストを残しつつの今回のリニューアルはクラシックログ好きにはなかなか興味をそそられる仕上がりです。
日本への初上陸ということで、まだ試乗用も無く誰も乗ったことがないので、ライディングのインプレッションは書けないので、試乗したらまたレポートします!
早く乗りたいな~。