最近ちょっとした話題になっていましたが、ハワイで有害な成分を含む日焼け止め（大手ブランドのほとんどのもの）の販売・流通を禁止にするという法案が可決したとのことです。これはほとんどの日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤の「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」がサンゴにダメージを与えるということで、サンゴを守るためにこの法案を可決したということです。
大手メーカーや一部の団体、一部の議員からは反対もあったそうですが、これを可決してしまうハワイって素晴らしいです！サンゴ礁に囲まれた美しい海がハワイの一番の観光資源であるから、これを守ろうとする動きは当然ですが、普通こんな場合は大手化粧品メーカーと悪い政治家が動いて経済最優先の方向に持っていかれるかと思ったのですが、流石です。もちろんこのことだけでサンゴが守られるわけではないですが、少しでもサンゴの為になるならという判断だったようです。日本もとっとと禁止にしてもらいたいものです。
ネットで検索したら、このニュースが出ていると思いますので、気になる方は更にググってみてください。
ハワイでは州をあげてこれらを禁止にしていこうと動いているわけですから、もちろん我々も使うべきではないのは明確です。かといって日焼けの危険も周知の事実です。ということで良い日焼け止めを使ってください。
BRINEでのおススメはUV NATURAL と SURF YOGIS です！
UV NATURAL 50g 3300yen(+tax) , SURF YOGIS 60g 2900yen(+tax)
サーフィンのような過酷な状況で使うということを前提にして話を進めてみます。
ナチュラル系の日焼け止めの弱点は①取れやすい ②SPF数値が低い ③消費期限が短い という感じでしょうか。
①に関しては取れにくければ良いのかということを考えなくてはいけません。大手化粧品メーカーの「絶対焼かない！」みたいなやつはガッチリ取れにくいウォータープルーフにして、専用のクレンジングとセットで販売するパターンです。強力なケミカル日焼け止めと強力なクレンジングで肌の潤いも持っていかれるので、クレンジングした後は化粧水で保湿して・・・と化粧品メーカーの思うツボなスパイラルです。肌を守るために塗っているはずなのに、結果肌に大きな負担をかけてしまっているような・・・。普通にナチュラルな日焼け止めを使って、ナチュラルな石鹸で顔洗えばそれで良いんではないでしょうか。
UV NATURALはオイルがベースなので、水がベースの日焼け止めより大分落ちにくいと思いますが、どのみち日焼け止めは取れますので、絶対焼きたくない方はマメに塗り直して下さい。
ちなみにSURF YOGISはかなり取れにくいです。インドネシアのアウターリーフで1日中サーフィンする前提で開発されたというのも頷けるほどです。そのまま塗ると落とすのが大変なので、下地にUV NATURALを塗って、鼻、頬骨を中心にSURF YOGISを重ね塗りするのが海での落ちにくさと後での落としやすさを考えるとおすすめです。
②に関してはナチュラル系の日焼け止めはSPF30までしか表記できないそうです。それ以上の数値は紫外線吸収剤を使用しないと達成できないってわけですね。SPF値に関しては日焼けをし始める時間を何倍まで遅らせられるかという数値なので、数字が大きければ安心というわけでもありません。SPF1＝約20分という目安とのことなので、SPF30＝600分＝10時間、紫外線B波による日焼けを防げるということです。もちろんバッチリ塗ってある状態で！です。SPF30ではだめで50ならOKということではないですね。要するに塗り直せば問題ないってことですね。
③の問題はナチュラル系のは防腐剤を使っていないので、消費期限が短くなってしまってもしょうがないとあきらめている方も多いかもしれませんが、UV NATURALもSURF YOGISも水を使わないでオイルをベースに作られているので、開封後も3年くらいの消費期限があります。余裕で使いきれますね。
ということで、問題は全くありません！これにしてくださいｗ
イマイチ説得力がないのは、「これいいよね～」とおススメしている人はだいたい真っ黒なのです。。ｗ 一般的な人よりも断然長い時間海に入っているような人だったりするのでしょうがないですが。
自分自身の肌の為にも、海の環境の為にも、テレビでCMしているような日焼け止めは本当にやめてください。すごい低コストで作って、莫大な広告宣伝費をかけて消費者をだまして売るような商品が良いわけありません！
大体、”美白”だなんだって言ってるのが？？？です。そんなの日本と一部のアジアだけですからね～。欧米のセレブたちは日焼けがステイタスですから。経済最優先の大手企業のメディア戦略に踊らされないように、夏を楽しんでください！
みんな大好きなハワイが”NO”と言ったこのタイミングで、もう一度日焼け止めを見直してください。