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みなさま”好きなサーフムービーベスト10”への投票並びにインスタライブのご視聴ありがとうございました!

インスタライブは予想通り?時間配分が上手くできずしゃべりすぎて最後がグダグダになってしまいました。すみません。。
途中から観てくれた方からもリクエストありましたので、このブログでランキングを紹介します。

 

では10位から発表します。といっても中々得票数が重なってしまい、8位タイが3作品ありました。

 

8. BIG WEDNESDAY   1978年 ジョン・ミリアス

8. FREE RIDE      1977年 ビル・デラニー

8. GLASS LOVE       2004年 アンドリュー・キッドマン

 

8位タイは名作揃いでした!
ビッグウェンズデーはサーフィンを題材にした映画ということであれば最も大きな成功をおさめた作品ではないでしょうか。水曜日にやってくる伝説の大波を夢見てサーフィンに明け暮れる60年代のカリフォルニアの青年たちの物語ですが、当時のサーファーたちのハチャメチャな感じとかクラシックなサーフィンスタイル(スタントはすごいサーファーたちがやってます!)は非常に勉強になります!60年代後半はショートボードレボリューションが始まってサーファーがどう変わっていったか、変わらなかったのか。そんな側面もサーファーとしては嬉しいのですが、当時のアメリカにベトナム戦争がどう影響していたかなど社会派な一面もあり、青春映画として本当に素晴らしい作品です。以前のBlogで紹介しているのでこちらもどうぞ↓↓↓
https://brine.jp/big-wednesday/

最初の作品でいきなり熱くなって書きすぎましたw先が思いやられるので、今後の各作品の紹介はサラッとにしてみますw

FREE RIDE これも伝説的な作品で少し年上の皆さんからは絶大な人気を誇っています。いろいろな権利関係でDVDなどにできないのですが、写真はアメリカで買った海賊版です。音楽も含めてめちゃカッコいいです。サウススゥエルの味波店長はじめ熱いメッセージ付きでの投票が多い作品でもありました。

GLASS LOVE このブログでも何度か紹介している大好きな作品です。オープニングのデイジー・シェーンの逆光でのライディングは最高のアートです。この時のシルエットがクリステンソンサーフボードのデイジーモデルのディケールになっています。あとはテイモシー・リアリー博士とスティーブ・ぺズマンの回想に出てくる話が最も素晴らしいサーファーの定義です。必見です!

 

続いては6位タイが2作品。

 

6. LONGER    2000年 J Brother

6. ORIGIN OF BLUE    2000年 桝田琢治

 

6位タイは共に2000年に発表された2作品。

LONGERは96年に発表されて90年代後半のロングボードの映像では大人気になったadriftを作ったJ Brother の2作目。当時既に絶大な人気だったジョエルチューダーをメインキャストにした作品なので、ジョエルのライディングを集中的に観たいという方には最高。ジャズ、ジミヘン、ボブ・マーレーなどの楽曲とジョエルのライディングのシンクロがたまらない作品。

ORIGIN OF BLUE 最近ではBUNKER77を制作した桝田琢治氏の作品。ジョエル・チューダー、ミッチ・アブシャー、タイラー・ハジーキアン、デイジー・シェーン、中村清太郎などをフィーチャー。個人的にもロングボードにハマり始めた時期の作品なので、かなり観ました。自分はVHSしか持っていなかったので最近観ていませんでしたが、先日DVDを手に入れたので久しぶりに観てみたらやっぱり最高でした。

 

続いては4位タイです。

 

4. ENDLESS SUMMER   1964年(日本公開は1968年) ブルース・ブラウン

4. FISH  2016年(日本でのDVD発売は2017年) ジョセフ・ライアン

 

4位タイの2作品はベスト10の中で最も古い作品と最も新しい作品でした。

ENDLESS SUMMER はサーフムービーといえばこれ!というサーフムービーの代名詞的な名作中の名作です。自分も迷いに迷って最後はやっぱりこれに1票入れました。ベタベタですみませんが、やはりこれがサーフィンの一番の教科書でした。もちろんリアルタイムではないので、どちらかというと1994年に公開されたエンドレスサマー2の方が観た回数は多いと思います。2も最高に面白いのですが、やはり原点はこちらかと。2しか観ていない方はこちらもぜひ。サーファーのマインド、カッコよさ、愛すべきダメなところなど共感できること間違いなしです。

FISH がこんなに上位にランクインするとは正直思っていませんでした。BRINEのお客様、BRINEのインスタをフォローしている方はFISH好きな方が多いということですね!このブログでもかなり推したので皆観てくれて嬉しいです。ひとつのサーフボードを掘り下げたドキュメンタリーというのが新しかったですね。自分が一瞬写っているのを発見してみてくださいw
以前のBlogでも紹介しているので詳しくはこちら↓↓↓
https://brine.jp/fish-surfboard-documentary-dvd%E7%99%BA%E5%A3%B2%EF%BC%81/

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そしていよいよベスト3です!ベスト3の3作品は締め切り直前まで同数で並んでいました。締め切り前にパタパタと票が集まり、1票差で順位がついたという激戦でした。

 

3. SPROUT 2004年 トーマス・キャンベル

 

やはり!根強い人気です。BRINEのお客様にしてみれば世代的にもかなりハマったのではないでしょうか。前作SEEDLINGがシングルフィンログのみの作品だったのに対して、今作は今でいうオルタナ系の色んなサーフボードが出てきたのが特徴です。この映画のヒットにより、オルタネイティブの流れが決定的になったともいえるのではないでしょうか。代官山で行われた試写会に行けたのは本当に最高でした。映像にもぶっ飛ばされましたが、その後のライブが衝撃的でした。トミー・ゲレロ、レイ・バービー、ジャック・ジョンソン、G LOVE・・それを仕切るのはマニー・マークというスプラウトハウスバンドのスペシャルバージョンでした。この日の模様は雑誌BRUTUSなどでも取り上げられ、カルチャー的な波及も大きかったです。タワーレコードなどでもかなり推していたのもあり、あの年は原宿界隈のどの店にいってもこの映画のサントラが流れていたような記憶です。

 

2. THE SEEDLING  1999年 トーマス・キャンベル

 

となると当然はこれは外せません。その後にSPROUT(2004)、THE PRESENT(2009)と大ヒットを飛ばすトーマス・キャンベルのサーフィンの映像の最初の作品です。映像、音楽、ジャケットのアートワーク・・すべてが新しく、その後のサーフムービーというだけなくサーフシーンそのものに大きな影響を与えた作品。文字通り”種まき”したということになったのだと思います。今活躍しているアレックス・ノスト、タイラー・ウォーレン世代からその下の世代はこの作品を擦り切れるほど観て影響されたと口を揃えて言っています。BRINEオープンからずっと在庫を切らさず販売していたのですが、先日ついに日本の在庫が完売してしまったとのことで今後の入荷がままならなくなってしまいました。BRINEは完売ですが、見つけたら即ゲットするのをおススメします。

 

そうなると1位は・・・。これです!

 

1. ONE CALIFORNIA DAY  2007年 ジェイソン・バッファ、マーク・ジェレミアス

 

激しい三つ巴の戦いを制したのはワンカリフォルニアデイでした。BRINEのお客様がカリフォルニア好きで最高です!これを観てカリフォルニアに憧れサーフトリップしたという人も多いのではないでしょうか。自分も未だにこの映画に出てくる風景のところを車で通る時は胸が躍るほどです。発売の頃は前職でサーフィン関係のバイヤーをしていたので、社内プレゼンでこの映画の冒頭のシーンを流して「今年のテーマはカリフォルニアです!」とプレゼンしたのを思い出します。映画の撮影中にその年一番くらいのウネリが入ってきたとのことで、波が極上なのもあり、サーフィンのシーンも最高です。もちろんカリフォルニアのカルチャーを掘り下げるドキュメンタリータッチなところもたまらなく良いので益々カリフォルニアが好きになってしまいます。一昨年昨年と行ったBRINEカリフォルニアツアーの参加者には予習の為に必ず観てもらっています。

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以上がBRINE調べの”好きなサーフムービーベスト10”でした。流石にトップ10に入る作品だけあってどの作品も個人的な思いでがいろいろ思い出されてくるので、話が止まらなくなりそうですw

見やすくまとめると

 

1. ONE CALIFORNIA DAY  2007年 ジェイソン・バッファ、マーク・ジェレミアス

2. THE SEEDLING  1999年 トーマス・キャンベル

3. SPROUT 2004年 トーマス・キャンベル

4. ENDLESS SUMMER   1964年(日本公開は1968年) ブルース・ブラウン

4. FISH  2016年(日本でのDVD発売は2017年) ジョセフ・ライアン

6. LONGER    2000年 J Brother

6. ORIGIN OF BLUE    2000年 桝田琢治

8. BIG WEDNESDAY   1978年 ジョン・ミリアス

8. FREE RIDE      1977年 ビル・デラニー

8. GLASS LOVE       2004年 アンドリュー・キッドマン

 

残念ながら既にメーカー在庫も完売していて購入出来ない作品が多いのですが、購入できる作品にはBRINE ONLINEのリンクをつけておきました。タイトルをクリックしてみてください。

 

長くなりましたがトップ10に惜しくも入らなかった作品も紹介してみます。

 

11位タイは7作品もありました。
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11. BELLA VITA  これはONE CALIFORNIA DAYのジェイソン・バッファ作品。以前にブログで紹介しました。↓↓↓
https://brine.jp/bella-vita-dvd%E7%99%BA%E5%A3%B2%EF%BC%81/

11. DEAR&YONDER seedling,sproutのトーマス・キャンベルの奥様ティファニー・キャンベルによる女性サーファーの映画。

11. THE DRIFTER テイラー・スティール監督。ロブ・マチャドの自叙伝的な作品。

11. SHELTER テイラー・スティール、クリス・マロイ制作。ロブ・マチャド、テイラー・ノックス、ケリー・スレイターらにジョエル・チューダーが合流し、ジョエルのシングルフィンをロブが乗ったりとショートボードの最先端とロングボードシーンをけん引していたジョエルがこの作品でセッションするというエピックな作品。これも一つの転換点でした。ジャック・ジョンソン、ベン・ハーパーも参加しています。

11. SINGLE FIN YELLOW  これもone california dayのジェイソン・バッファ作品。サーファーではなく1本の黄色いロングボードが世界を旅するという面白いコンセプト。これもブログで紹介しています。↓↓↓
https://brine.jp/dvdsingle-fin-yellow-%e5%86%8d%e8%b2%a9%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%88%ef%bc%81/

11. ハートブルー(原題:POINT BREAK) サーフムービーかどうかはありますが、サーフィンを題材にした作品となるとこれも外せませんね。キアヌ・リーブスが若いですw 撮影地のひとつカウンティラインの見学はBRINEツアーの定番です。

11. A BROKE DOWN MELODY クリス&エミット・マロイ 上のシェルターの次の作品。

 

という結果でした。それ以外も非常に良い作品があって紹介したいのですが、きりがないのでこの辺にしておきます。

 

何よりうれしかったのは数多くの方に参加いただけたことです。「あんたも好きね~」と集計しながらニタニタしていたのは言うまでもありません。熱いコメントも多くいただいたのですが、ライブでもブログでも紹介できなくてすみません。もちろん全て読ませていただきました。

サーフィンはするのが最高なのは間違いないですが、サーフムービーみたいにそれ以外のところにも楽しみがあるのもまた魅力ですよね~。

 

さてさて、もうすぐそれぞれの○○回目の夏がやってきます。良いサーフムービーを観て、テンション上げてサーフィン楽しみましょう!

 


 
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